この事例の依頼主
女性
相談前の状況
相談者はTwitter上で活動されている方でした。Twitter上で誹謗中傷を受けたことから相談に来られました。もっとも、誹謗中傷といえる投稿からかなり時間が経っており、発信者情報開示請求は難しいと判断し、そのTwitterアカウントに対して直接ダイレクトメッセージを送る形で損害賠償請求を行うことになりました。
解決への流れ
ダイレクトメッセージを無視されるとどうしようもありませんでしたが、相手からは謝罪の意思と慰謝料を支払うという回答がありました。そこで、ダイレクトメッセージ上で交渉を行い、謝罪ツイートの掲載、慰謝料30万円の支払いという形で示談を行うことができました。
発信者情報開示請求はプロバイダのログ保有期間の関係から時間に限りがあります。もっとも、Twitterなどであれば、相手方を特定できなくても、Twitterアカウントは特定できるため、そのアカウントに対してDMを送るなど交渉の余地はあります。そのあたりも含めて、まずは弁護士に相談された方がいいでしょう。