この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
ご相談者は、自転車に後ろから衝突されて転倒する事故に遭いました。その後、事故から数日して骨折していることが判明しました。それにもかかわらず、相手方は、ご相談者が転倒したことを否定し、骨折は事故と関係がないとして、賠償に応じようとしませんでした。
解決への流れ
訴訟となり、医療記録、医師の意見書、医学書、刑事記録など様々な証拠を提出し、さらに、相手方の不合理な主張を指摘するなどしました。結果として、事故と骨折との間に因果関係があることを前提とした賠償額での和解が成立しました。
刑事では不起訴処分でしたが、民事訴訟で相手方の責任を認めてもらうことができました。この訴訟では、ご相談者が内縁の妻として家事を行っていたか否かも争点となりました。内縁関係を立証する証拠を多数提出し、家事ができなくなったことに対する休業損害も認めてもらうことができました。