犯罪・刑事事件の解決事例
#給料・残業代請求 . #労働条件・人事異動

業績悪化で退職金が支払えない,新会社を設立し事業譲渡する,という事態から退職金確保

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田村 優介 弁護士が解決
所属事務所城北法律事務所
所在地東京都 豊島区

この事例の依頼主

60代 男性

相談前の状況

定年退職間近の時期に,会社が「業績が悪化し規定どおりの退職金はとても支払えない」「新会社を設立して事業はそちらへ譲渡する。この会社にはもう資産はなくなる」などと言い出し,退職金がもらえなかった。

解決への流れ

本来の会社,新たに設立された会社両方を相手に訴訟をし,最終的に,新会社から相応の金額の解決金を長期分割ながら支払ってもらう和解を成立させました。

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田村 優介 弁護士からのコメント

「事業を譲渡して以後は新会社が業務をします」,という形を取って旧会社の債務を免れようとする手法がしばしば見られますが,譲渡の目的が債務逃れそのものであれば,公平の観点から認められるべきものではありません。高度な法的判断となり,訴訟が必要となることが多いと思いますが,あきらめずご相談ください。