この事例の依頼主
70代 男性
相談前の状況
被害者が頭部を打ち,事故の記憶が無いのをよいことに,加害者側の保険会社は,一方的に事故態様を決めつけ,大きな過失割合を押し付けようとしてきました。
解決への流れ
加害者側は明らかにしてませんでしたが,車載カメラ映像が存在するのではないかと指摘して交渉に臨んだところ,加害者側の保険会社から譲歩を引き出しました。また,被害者の現実に沿った後遺障害診断書となるように,医師の診察に付添い助言をした結果,重度の後遺障害認定を受けることができました。
被害者に事故の記憶がなかったため,事故態様について加害者側の保険会社の一方的な主張が通りかねない状況でした。ご依頼者からは,「事故にあって落ち込んでいたので,面倒になってしまい,加害者側の保険会社から不利な条件を押し付けられてしまうところでした。相談して良かったです。」と感謝の声をいただきました。